新栄町龍山會の土曜の夜を締めくくる囃子披露
二日間の祭期間中、龍山會は囃子披露を2回行います。一回目は土曜の夜で、二回目は日曜の昼です。ここで紹介する土曜夜の囃子披露は、6月1日から二ヶ月間みっちりと練習してきた成果を思う存分に発揮できる場となっています。見て頂く人数も多く、その分囃子の気合いの入り方も違います。
< 囃子披露(土曜夜) 2024年の予定 >
- 日:2024年7月27日(土)
- 時間:21時20分 or 30分くらい~
(当日の状況で変わることがあります) - 場所:新栄町内交差点
当日は餅投げに続く流れで囃子披露に移っていくので、スタートの正確な時間をお伝えするのは難しいですが、21時20分~30分の間にはスタートする事が多いです。場所は新栄町のメインとなる交差点で、鎮座する山車の前で披露します。
囃子の太鼓は山車の上で叩くのが本来でしょうが、地上で叩く太鼓は山車の上と違って太鼓周囲の空間に制約がないので、魅せる要素も多く、普段とはひと味違う太鼓の叩き方になっています。
日曜夜の山崩しも良いのですが、土曜夜の囃子披露も一見の価値ありと自信を持ってお届けしております。
<見どころ>
見どころはやはり、各人の個性ある太鼓の叩き方です。同じリズムでも叩き方は各人で違いますし、学生と若衆でも叩き方に違いがあります。これらの違いを見ていくと面白いです。
太鼓を叩く順番は、例年ですと囃子の学生→若衆や幹部が飛び入り→学生になっています。さらに途中では二人同時に叩いたり、最後は早くなったりと趣向を凝らした流れになっています。
*ちなみに鯉口と呼ばれるシャツを着ていない、サラシに前掛けだけの服装が学生です。