2014年9月に新栄町龍山會の七代目會長に就任した内田充生に、今の龍山會について感じている事や初めての祭りに向けた気持ちなどをインタビューしてみました。
■インタビューした日:2015年7月8日
(大蛇作成の倉庫にて)
■聞き手:マチドリ(当サイトの運営者)
>會長になって初めての準備や練習が進んでるけど、残り三週間程度の今どんな感じ?
>順調ってこと?
あとは、思ってたより小学生の参加が多かったので、そこは嬉しい誤算でした。
>囃子の学生も多かったしね
>学生が多くなった事で今までと変わったこととかはある?
>「自立」や「自分達」でという言葉がでてきてるけど、それは會長の意向で?それとも自然に?
>そこは囃子やわ組が、思った以上に頑張ってくれてるって感じ?
>なるほど。ちょっと囃子の話に戻るけど、「今年は学生がメインで囃子の練習を進めてる」って事だけど、今年の若衆の役回りってどういう事になってるの?
>学生をバックアップしてくれていると。
>わ組もそういう感じ?
>その他の準備については?
>準備については全体的にイイ感じで流れていると。
>會長になって初めての祭りはどんな心境?
一度経験することによって、自信がつくと思うんですよ。これは會長だからという事ではなく、他のことでも言えるんですけど、なんでもやってみる・経験してみる事が大事だと思っています。10年くらい前に囃子の頭になった事や、それをしっかりやれたという経験が今も活きているかなと。
>會を運営してく上で大事にしている事ってある?信念とか。
あとは、会員一人ひとりの気持ちも大切にしていきたいと思っています。全員の気持ちを全てというわけにはいかないかもしれませんが・・・
>会員の祭りに掛ける気持ちや思いとかってこと?
>前の代(六代目)では新栄町の振興に関するメッセージは多くはなかったと思うけど、七代目としてはもっと伝えていきたいと思ってるのかな?
>そういう根本的な部分って意外と知らなかったりするしね。
>七代目會長として、会員に向けてメッセージはある?
>仕事の都合や結婚、病気やケガとかもあるしね。
だから、一年一年を大切に。来年の事は終わった後に考えればいいので、祭り前に「来年こうやろう」とかは思ってもらいたくないですね。
>「今年できる事は今年にやってしまえ」と。
あとは当日だけ参加してくれる会員ももちろんウェルカムですから、全然気負わずに来て下さい。来てくれると皆よろこぶし、祭りも盛り上がるし、助かります!
>では最後に、今年の祭りに向けてメッセージをお願いします。見どころ、意気込みなんでもどうぞ。
>テントがあって日陰になる無料の休憩スペースもあるしね。
「安心して楽しめる環境」を用意しておりますので、お子さん連れ、家族皆さんで是非新栄町にお越しください。
お待ちしております!
どちらかというと放任主義的な一面のある七代目内田會長ですが、それは「会員を信頼している」という事の表れなんだなと感じたインタビューでした。「自立」というキーワードが何回かでてきましたが、まさにこれが會長の會に対する思想を一言で表した言葉なのかもしれません。
ただし「自立」とは逆に言うと待っていては何もできないということです。自分からアクションを起こしていく事で會長の信頼を得ることができ、會の中での環境や立場も変わっていくでしょう。「何事も経験することが大事」との會長の言葉もあります。まずは「やってみなはれ」ですね!